挙式に伝統ある神前式を選びたい人は、一通りの流れを前もって把握しておいたほうが安心です。なぜなら、一般的な挙式とは違う部分があるからです。ではどのような部分が、大きく異なってくるのでしょうか。新郎新婦の服装や、その準備が気になる人もいるでしょう。でも和装やヘアスタイルなどは、ブライダルプランナーと前もって打ち合わせするので心配する必要はありません。
神社という場所柄、挙式の前にお手水で手を清めるところから始めなければなりません。お供え物を神に捧げたり神職の祝詞を聞いたりしたあとに、三三九度があるところも大きな違いです。大中小3つの盃で9献飲むことになりますが、お酒は飲み干す必要はありません。お酒が苦手な人は口を触れさせる程度でいいので、頑張って飲んでフラフラにならないようにしましょう。盃ごとに新郎新婦の飲む順番が異なりますが、これは巫女さんが主導してくれるので安心です。盃を持つときに親指は手前で、他の指は揃えて盃を支えます。指がバラバラだと見た目が良くないので、そこだけ注意が必要です。指輪の交換のあとに夫婦での誓いの言葉を奏上し玉串を捧げるところ、巫女さんによる神楽の奉納、親族みんなでお神酒を飲むところも伝統的な神前式ならではです。
神前式は日本古来からの伝統的な挙式スタイルのことで、挙式を執り行う2人の家と家を結びつくという考え方に乗っ取って行われます。神職が神様に2人の結婚を報告し永遠に幸せが続くように祈る祝詞奏上の儀、盃を重ねることによって家と家との固い絆を繋ぐ三三九度の盃、玉串に2人の心を乗せ神様に捧げる玉串拝礼など様々な儀式が行われます。
神前式は、新郎新婦の2人で行われる儀式が多いのも特徴です。厳かな雰囲気の空間での緊張感は、何年経っても忘れることのできない一生の宝物になります。いつの時代でも変わらぬ美しさを感じることができるので、いまでも多くの花嫁が憧れる挙式スタイルのひとつです。挙式の衣装は、和装となります。新婦は、打掛や掛下、その他の小物類も全て白で揃えられた白無垢が基本です。最近では、白無垢に華やかな打掛色を合わせるコーディネートも増えてきています。新郎は、黒の五つ紋付羽織袴が基本ですが、最近では、白やグレーなどの黒以外のデザインを着る方が増えています。
◎2023/03/17
情報を更新しました。
>新興宗教信者が神前式で挙式をあげることはできるのか
>神前式の挙式は料金が安いので若いカップルにも人気
>神前式は公家になったような気分に浸れると人気の挙式
>神前式での挙式は参列者も和装した方が良いの?
>挙式の神前式では宗教儀式が設けられている
◎2021/4/15
ブライダルフェアを活用
の情報を更新しました。
◎2020/12/8
抑えておくべきポイント
の情報を更新しました。
◎2020/8/24
伝統を守る神前式挙式
の情報を更新しました。
◎2020/6/8
神前式挙式の和装は美しい
の情報を更新しました。
◎2020/05/29
サイト公開しました